フエーズフリー-1



2022.3.17-TRANS-https://www.trans.co.jp/column/trend/phasefree/
フェーズフリーとは?|フェーズフリーによる「備えない防災」の考え方

  世界有数の災害大国である日本。地震・台風・豪雨・火山活動そして新型コロナの世界的パンデミック。近年、増える災害や非常時に対して防災意識は高まっています。
  しかし、いつ来るかわからない非常時のために非常食や防災専用の備蓄品を揃えるのは一般家庭でも企業・施設でも意外と大変なこと。そんな中で、今注目を集めているのが「フェーズフリー」という考え方と商品の在り方。「備えない防災」と呼ばれる防災への新しい考え方と商品展開について、すでに展開がはじまっている事例とともに解説していきます。

目次・・・備えない防災の考え方「フェーズフリー」・・・フェーズフリーの概念・・・フェーズフリーの定義・・・フェーズフリーの4つのカテゴリ・・・フェーズフリー認証・・・フェーズフリー商品の事例・・・バッグにもバケツにもなる超撥水バッグ・SEAL・・・濡れた紙にも書けるボールペン・・・メジャー付き紙コップ・・・組み合わせられる一人掛けロビーチェア・・・防災LED付きモバイルバッテリー・・・広がりを見せるフェーズフリー

  日常と非日常の時間(フェーズ)を切り離さず、非常時にも使えるものを日常に取り入れるのがフェーズフリーの考え方です。
  震災・豪雨・火山活動、新型コロナの流行などの災害が頻発する昨今、防災意識の高まりから、この考え方が広がっています。 もしものときに備えておこうとしても、平常時から防災用品を備えておくことは、意識しないとなかなか難しいという人も多く、防災の定着が進まないことが懸念されていました。そこで、普段利用している商品やサービスを災害時にもそのまま使えるようにする「備えない防災」としてフェーズフリーの概念が注目されるようになってきたのです。
  日用品・日常生活のプラス要素として、さまざまなマーケットにおいてもフェーズフリー商品の展開が増えつつあります。

  2018年に発足した一般社団法人フェーズフリー協会では、防災の専門家として活動を続けてきた佐藤唯行氏が2014年に「フェーズフリー」の概念を提唱した、と紹介しており、“フェーズフリー(Phase Free)とは、平常時に利用されるすべての商品およびサービスが持つ、災害時に役立つ付加価値である”と定義されています。
  東日本大震災やその後の豪雨や大規模停電などでも非常時のさまざまな工夫や気づきが報じられ、ニュースやSNSでの投稿を通して、日用品が災害時にも役立つことが広く一般にも知られるようになりました。
  防災専用のものではなく、災害時にも役立つ普段使いの日用品のことをフェーズフリー商品、と呼びます。また、食料品やサービス、施設そのものにもフェーズフリーの考え方を取り入れる動きも見られるようになってきました。いつ起きるかわからず、避けることも難しい災害。こうしたフェーズフリーの商品やサービスが日常に浸透すれば、災害時もQOLができるだけ守られ、災害被害も低減できると考えられています。
フェーズフリーの定義
  フェーズフリーを取り入れたモノやサービスがすでに増えつつあります。それはフェーズフリーを銘打った新商品だけではなく、以前から使われていた日用品の再評価にもつながっています。一般社団法人フェーズフリー協会では、フェーズフリーにあたるモノ・サービスの定義を以下の4つのカテゴリに分けています。
フェーズフリーのカテゴリ

・・・・・・・との事です。いかは、HPで・・・・・・







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